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米国株は長期投資できますか?
1979年末から今年の10月末までの日本株と米国株のパフォーマンスの推移を見ると、日経平均は4倍になっていますが、米国を代表する株価指数S&P500は40倍になっています。 その間、1987年にブラックマンデー、2000年以降にITバブル崩壊、2008年にはリーマンショックなど、米国発の世界的な危機が数多くありました。 それでも、2021年11月にも史上最高値を更新し、高いリターンをあげることができています。 つまり、米国株は、長期投資ができる市場であると言えるのではないかと思います。 もう少し短い期間で日米の株式市場を比較してみます。 1989年末を100として指数化した日米の株価指数の推移を見てみましょう。 日本株は約30年、上がっては下げの繰り返しをずっと続けています。米国株と日本株どっちが有利?
例えば2022年10月時点で、 連続増配を25年以上も達成している米国企業は114社も存在します。 米国株で連続増配が最長なのは、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)の67年。 ですが、日本株で連続増配を25年以上達成している企業は、花王(連続増配32年)しかありません。 また、配当金が支払われる頻度にも違いがあります。 米国株は1年に4回も配当金が支払われますが、日本株では年1、2回しか支払われません。 よって高配当目当てで投資するなら、日本株よりも米国株の方が有利と言えます。 米国株ならアップル (AAPL)やアマゾンドットコム (AMZN)などの有名株でも、1株から売買できます。 ですが日本株では単元株と言って、100株単位から1,000株単位で売買する必要があります。米国株は1株から買えますか?
米国株ならアップル (AAPL)やアマゾンドットコム (AMZN)などの有名株でも、1株から売買できます。 ですが日本株では単元株と言って、100株単位から1,000株単位で売買する必要があります。 例えばJR東海株を買う場合、株価が17,070円(2022/10/25時点)なので、購入するには約170万円も必要です。 しかしアップル (AAPL)なら、株価が149.45USD(2022/10/25時点)なので、約22,400円あれば買えます。 一応、日本株でも単元未満株と言って、1株で購入できる証券会社もあります。 単元未満株は、別名「ミニ株」「ワン株」「S株」などと呼ばれることもあり、証券会社によっては1株単位や10株単位と定義が違うので、注意。米国株は日本株よりも高配当銘柄ですか?
米国株は、日本株よりも高配当銘柄が多いです。 なぜなら米国企業は、日本企業よりも株主に対して積極的に利益を還元する傾向があるからです。 例えば2022年10月時点で、 連続増配を25年以上も達成している米国企業は114社も存在します。 米国株で連続増配が最長なのは、アメリカン・ステーツ・ウォーター(AWR)の67年。 ですが、日本株で連続増配を25年以上達成している企業は、花王(連続増配32年)しかありません。 また、配当金が支払われる頻度にも違いがあります。 米国株は1年に4回も配当金が支払われますが、日本株では年1、2回しか支払われません。 よって高配当目当てで投資するなら、日本株よりも米国株の方が有利と言えます。